生涯メガネを使用しないで済む人はいない
2014/11/17
日本人の平均寿命の80歳くらいまでにメガネを使用しないで生活できる方はまずいません。年齢と共に目の状態も変わり、ほぼ全ての人がメガネやコンタクトなどの視力矯正が必要な時が訪れます。
もし、現在までにメガネを使用しておらず、遠く、もしくは近くを見る時に不便を感じることがあるならメガネ販売店などで相談をして客観的な目の状態を知り、必要に応じてメガネの使用を始めましょう。
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メガネが必要となるタイミング
目の状態は人により様々ですが、それでもメガネを使用するときは必ず訪れます。主な必要となるタイミングを上げておきます。
日本人には近視の屈折異常を持つ人が多い
近視の状態になると遠くの物が見えずらくなります。これを改善するためにメガネなどで視力矯正を行い遠方の視力を確保します。
一般的な目安にはなりますが、メガネの常用を始めるくらいの度数になりますと、ご自身の目で遠くの物をきちんと見える範囲が50cmほどになっています。それ以上遠くの物はぼやけて見えていることになります。
近視の程度にもよりますが、学生の頃に近視の状態になると離れた席から黒板の文字が見えづらかったりしますので必要に応じてメガネを使用することになります。
車社会
普通自動車免許を主になんらかの免許を取得している方の割合は半数を超えています。ご存知の方も多いとは思いますが、自動車を運転する際には遠くを見るために必要な視力が定められています。免許の取得の時期にメガネを使用し始める方も多いのではないかと思います。
余談ですが、眼鏡使用になっていない方でも車の運転には充分な視力を得ている方が運転自体が快適になります。潜在的にメガネを使用した方がいい方もたくさんいるはずです。
40代以降で現れる目の老化現象
40歳を過ぎたころから近くが見えづらくなる症状が出てきます。これは目の老化現象の症状の1つで、当然ほぼ全ての方に目の機能の衰えはやってきます。これまで目の良かった方は近くを見る際にメガネのお世話にならないと、新聞や本を読んだり、お仕事などで書類作成などの事務処理などを行うのに支障が出てきます。
このように「近視」や「遠視」などの屈折異常の目の方はもちろんですが、目のよい方でもメガネを使用するときは必ずやっていきます。
とらえ方の問題ですが、全ての人が使う可能性のあるメガネですから、無理に我慢したりせず、楽に視力を得られるメガネを使用し、メガネと上手に付き合っていきましょう。
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